どうも、ツバキです。
複利の効果って、しっかり理解していますか?
『複利』・・・
FXを知っているあなたは、必ず聞いたことある言葉ですよね?
もちろん、Wikipedia(ウィキペディア)にも載っていますよ♪
一応、
単利と複利の違いを図にしてみました。
単利と複利
単利の場合、元本のみを利子の対象にする。
例えば、
元本が100万円で、毎月元本の1%が利子として得られるなら、毎月1万円ずつ増えていくイメージ。
複利の場合、毎回得られた利子を元本に上乗せして利子の対象とする。
例えば、
元本が100万円で、毎月総資金の1%が利子として得られるなら、毎月得られる利子を元本に上乗せした金額が1.01倍ずつ増えていくイメージ。
仮にこの条件で5年ずつ運用したら・・・
100万円に5年(60ヶ月)分の利子、
60万円増えるので、
100万円+60万円
160万円
100万円に対し、5年(60ヶ月)分、
毎月1.01倍繰り返していくので、
100×(1.01の60乗)
約181万7千円
5年で、約21万7千円もの差が生じます。
複利の力は素晴らしいですね♪
相対性理論で有名な天才アインシュタインも、
複利のことを、
『人類最大の発明』
言っていたそうです♪
たぶん、
多くの人が知っている複利の効果は、大体こんな感じですよね?
で、
ここまでが複利の『陽の力』って感じで、
次は『陰の力』について説明します!!
『複利』の隠された力とは?
複利には2種類の効果があると思ってください。
僕は、
利益に対する複利の効果を『陽の力』
損失に対する複利の効果を『陰の力』
と、中二病的な感じで名付けています♪
以前、資金管理の記事を書いたとき、
『1回のトレードのリスク(許容損失額)を資金の2%にしている』
と書きました。
それは、
複利の『陰の力』を利用できるからです!!
例えば、
- 10万円の資金があって、『負けは2000円まで!!』と金額を固定した場合
- 10万円の資金があって、『負けは資金の2%まで!!』と%で固定した場合
この2つを、トレードで連敗したときを想定して比較してみましょう!!
ありえないと思いますが、仮に50連敗したとします。(あくまで仮定の話なので、レバレッジは考慮しません)
【損失を2000円で固定した場合】
2000(円)×50(連敗)=100,000(円)
つまり、資金を全て失います。
【損失を資金の2%で固定した場合】
毎回資金の2%(0.02)ずつ減っていくので【1-0.02=0.98】
0.98を50(連敗)回かけるので
100,000(円)×0.98の50乗≒36,417(円)
つまり、約3万6千円も資金が残ります。
こんな数学的な計算は覚えなくてもいいです!!
大事なのは、
負け続けても、資金がなくならない!!
ということです。
これこそが複利の『陰の力』です!!
利益に対する複利の効果は一般的に知られていますが、この損失に対する複利の効果はあまり知られていないようです・・・。
まとめ
複利の効果を最大限に利用するには、
1回のトレードのリスク(許容損失額)を資金に対して%で決める!!
これさえ徹底していれば、
利益を大きく伸ばすことができるし、資金がなくなることもありません!!
トレードしていく上で、負けトレードは絶対にあります!!
連敗することだって絶対にあります!!
複利の『陽の力』と『陰の力』を知っていれば、一時的に資金が減ったとしても、 焦ることなく、淡々とトレードができます!!
この記事を最後まで読んだあなたは、
今後、堂々とトレードができるようになるはずです!!
複利の『陽の力』と『陰の力』 、
絶対に覚えておきましょう!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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